〜公式サイトより抜粋〜
【HEROとは】
HEROとは、NPO法人 日本聴覚障害者エンターテイメントサポートのイベントの一環であり、手話の普及活動や健常者と聴覚障害者の交流の場として開催しているプロレス団体であります。
会場では多くの方が手話でコミュニケーションを取り、場内でのマイクなども手話による通訳が付くという一般的なプロレス興行とは少し違った点のあるイベント。
WNC若手勢は雫あき選手らと共に、このHEROの練習に参加・指導をしている。
試合開始前には全選手揃っての入場式が行われた。
▽児玉ユースケ&黒潮二郎vs真琴&土肥孝司
真琴&土肥組はパートナーである土肥の入場曲に乗って登場。
一方、児玉&黒潮組も黒潮の曲で現れると入場ゲートでお揃いのポーズを取る。
ボディチェックが済むと児玉達に突っかかろうとする土肥を真琴が制止。
相手側からは児玉が先発となった。
試合開始のゴングが鳴らされると、程なく湧き起こる「真琴」コール。
笑顔で応える真琴に対し、面白くない児玉は自ら「児玉」コールを起こすも掻き消される。
これに拗ね、早くもリングを降りようとする児玉。
仕切り直してロックアップから真琴が先に腕を取って仕掛ける。
児玉は外して足を掬い、トーホールド。
ヘッドシザースで切り返されると今度はヘッドロックで応戦。
しかし、真琴は自力で外し、逆にヘッドロックを仕掛ける。
リング中央で張り手を見舞った真琴はショルダータックル。
真っ向からぶつかって来る児玉にも負けず連続で当たっていき、アームドラッグ。
起き上がったところへ、もう一度強烈なショルダータックルを決めてダウンさせた。
両者チェンジして、土肥と黒潮が激しいエルボー合戦。
土肥がガットショットで制してヘッドロックに入ると、黒潮はロープへ振ってリープフロッグ。
続けて高さのあるドロップキックを叩き込む。
ニーリフトで逆転した土肥はハンマーパンチ、ストンピングと黒潮を圧倒。
自軍コーナーへ投げつけて真琴とタッチをかわし、二人がかりで顔面踏みつけ。
リング中央へ黒潮を寝かせると、真琴はおてんばダッシュ。
呼び込まれた土肥も思いっきり体重をかけて踏みつけると、真琴がキャメルクラッチ。
きっちり痛めつけてから、土肥に繋ぐ。
土肥は腰にストンピングを落としてから、ボディーへのニー。
黒潮も反撃を試みるが、バックエルボーを打ち込まれてダウン。
カバーは2で跳ね返したものの、土肥がボディスラム2連発。
エルボードロップで腰を狙い撃ちし、真琴とチェンジ。
真琴も腰攻めで続き、ハンマーパンチ。
さらにサードロープへうつぶせに押さえつけ、全体重をかけて痛めつける。
レフェリーストップがかかるとリング中央へ戻し、チンロック。
ロープへ逃げられると力強いストンピングで動きを止め、自陣に連れ帰る。
土肥がコーナーで串刺し逆水平チョップの連打。
続いてリング中央で拷問式のチンロック。
押さえ込んでカバーに行くが、カウント2。
黒潮はドロップキックで逆襲。
ボディスラムからダイビングボディプレスに行くが、これは土肥がキャッチ。
ハンマーパンチで再びストップさせて、真琴にタッチ。
すると、黒潮は不完全ながらフライングニールキックを返し、やっとローンバトルを脱出した。
替わった児玉がエルボーを放てば、真琴もストンピングで応戦。
しかしケブラドーラ・コンヒーロを決められて劣勢に。
土肥がカットに入るも、児玉は鮮やかなドロップキックで返り討ち。
真琴には手加減無しのランニングエルボーを叩き込んでカバーするが、カウント2。
今度はSTFで真琴を捕らえる児玉だったが、土肥がカット。
串刺し攻撃をかわした真琴はブレイジングキックで逆襲して、チェンジ。
土肥がスパインバスターを決めたところで、真琴もすかさずW・W・ニーで追撃する。
なおもダブル攻撃を続ける2人。
土肥のダイビングギロチンドロップから、真琴がフライングボディプレス。
リング中央、土肥ががっちりと押さえ込んでカバーに行くも児玉は自力でキックアウト。
ならばと2人で児玉を担ぎ上げようとする真琴&土肥。
だが、そこへ黒潮がミサイルキックを浴びせて児玉を救出。
児玉もスイングDDTをカバーに入るがカウント2。
トラースキックをキャッチした土肥は、ガットショットでお返し。
ロープへ飛んで追撃を狙うが、児玉はスルリと避けて鋭いトラースキックをお見舞い。
カバーを返されるとボディスラムでコーナー前にセット。
最後はフロッグスプラッシュを決めて3カウントを奪った。
○児玉ユースケ&黒潮二郎vs真琴&土肥孝司×
(12分45秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め)
なお、大会の最後には再び出場全選手が勢揃い。
締めの「3、2、1、HERO!」と記念撮影が行われた。
▽試合感想
WNC旗揚げ戦に向けて各選手がどれだけ調子をあげているか?
この試合で注目するのはそこだった。
まず目立ったのは真琴の力強さ。
特に序盤で児玉を倒したショルダータックルは素晴らしかった。
黒潮に対しては真琴の方が攻め込むような場面もあり、男性陣に混ざっての試合でも対等に渡り合っていたと思う。
この調子なら旗揚げ戦でも好内容を見せてくれるのではないかという手応えを感じた。
旗揚げ戦ではシングルでぶつかる土肥と黒潮の二人は、現状で土肥が一歩リード。
ただ黒潮は潜在的な爆発力を秘めていそうなタイプで、ぶつかり合いの中でブチ切れるような場面があれば新たな一面が見れるかもしれない。
通常のプロレスファンとは客層が異なるという事もあってか、各自が普段やらないような要素も織り交ぜつつ明るく激しいプロレスを展開。
黒潮の前田光世ばりのニールキックとか、児玉の勢い良すぎるフロッグスプラッシュとか、試合後に選手自身から反省が聞かれるようなのもあったけど、それもまたその場限りのお楽しみということで(笑)
ハウスショーよりもっと砕けた、伸び伸びとプロレスそのものを楽しみながら試合している感じがとても良かった。
▽WNC売店ショット
旗揚げ戦に向けて士気高まるWNC売店。
宇宙人が何食わぬ顔でチケットを売っていた(笑)
まずは試合を終えた直後の児玉&土肥ご両名から。
真琴の周囲には写真撮影を求める人が次々と。
言葉がなくても、たった一度の試合でも、多くの人の目に留まる事が出来たのかな。
男性、女性、子供連れ、色々なお客さんの記憶に真琴というレスラーが留まってくれたら嬉しい。
いよいよWNC旗揚げ戦に向けてラストスパート!
ここから一気に駆け抜け、次なる飛躍への助走にしていって欲しいと思います。