2013年07月25日

2013.07.25 WNC新宿 第5試合

▽TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 01

先発は真琴と朱里。
朱里が先にバックへ回ると、真琴切り返して腕の取り合い。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 02

リードしたのは朱里。
ハンマーロックに固めながら押しつぶしてグラウンドへ持ち込み、三角絞め。
真琴は客席からの野次を受けて持ち上げようとするが上げられずにロープブレイク。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 03

リング中央、ロックアップから朱里がヘッドロック。
首投げへ行くと真琴はヘッドシザースで切り返し。
朱里が足を掬って押さえ込みに出ると、ブリッジで脱出。
ダブルチョップで反撃したところで両者チェンジ。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 04

浜田がパンテーラに劣らぬルチャムーブで健在ぶりをアピール。
パンテーラもトラースキックで一矢報いるが、浜田もすぐにやり返してAKIRAにタッチ。
するとパンテーラは自陣に引き込んでTAJIRIとタッチを交わす。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 05

TAJIRIがいきなり右ハイキック。
かわされるとアームホイップから腕を取りに行くが、AKIRAも首を取って切り返す。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 06

距離を取った後、AKIRAがヘッドロック。
抜け出したTAJIRIはヒップトスから低空ドロップキック。
タッチすると共に、3人で太鼓の乱れ打ち。
パンテーラがジャベ殺法で続く。

真琴がタッチしてドロップキック。
ミサイルキックを浴びせてカバーするがカウント2。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 07

再びTAJIRIがチェンジしてローキック。
ボディスラムで投げてから逆片エビ固め。
さらにニークラッシャーと足攻めを展開する。

AKIRAはミドルキックをキャッチしてドラゴンスクリューで逆襲。
チェンジした浜田も足を攻めて朱里に繋ぐと、二人でレッグスプリット。
朱里は鋭いミドル、ローでTAJIRIをコーナーへ追い込んで、踏みつけ。
シナプスがトレイン攻撃からコブラツイスト&グラシアスで競演する。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 08

ハンドスプリングエルボーで逆転したTAJIRIは、朱里にケブラドーラ・コンヒーロ。
AKIRAにトラースキックを叩き込んで、パンテーラにタッチ。

朱里にドロップキックを放ったパンテーラ。
ロープへ飛んで場外弾を狙うが、浜田が足を引いてカット。
するとTAJIRIが浜田を場外へ送り出し、パンテーラがトップロープ越えのトペ・コンヒーロ。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 09

リングへ戻るとトップロープを走ってAKIRAへミサイルキック。
カバーに入るがカウント2で返したAKIRAは延髄斬り。
続けてDDTを決め、浜田とタッチ。
ダブルを狙うもパンテーラがドロップキックで反撃し、TAJIRIに繋ぐ。

頭突きをもらった浜田は十八番の一本足頭突きで倍返し。
敬礼付きのオーバーアクションでバンプを取るTAJIRI。
浜田、さらにスタナーを決めたところで朱里にチェンジ。
TAJIRIも真琴とタッチする。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 10

真琴と朱里はエルボーの打ち合い。
ロープへ飛んだ朱里を真琴が追いかけてキチンシンク。
朱里も同様にやり返すと、ジャンピングニーでダウンさせてカバー。カウント2。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 11 WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 12 WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 13

グラシアスに入ると、TAJIRIがカットイン。
浜田、AKIRAを場外へ送り出したところでパンテーラが2度目のトペコンを披露。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 14

これでリング上は一騎打ちに突入。
朱里が右ハイを繰り出すが、真琴も必死にブロック。
だが、朱里は再び右ハイを繰り出してクリーンヒットさせ、最後はジャーマンスープレックスホールド。
真琴に3カウントを聞かせると、小さくガッツポーズを作った。
WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 15 WNC新宿 TAJIRI&真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&朱里&グラン浜田 16

TAJIRI&×真琴&エル・イホ・デル・パンテーラvsAKIRA&○朱里&グラン浜田
(15分11秒 ジャーマンスープレックスホールド)


▽試合感想
地方大会の雰囲気を新宿に、というコンセプトの試合だったようだけど、地方ともちょっと違ったような。
それでも、このメンツなら試合内容は安定していた。

ただ、真琴はあまり目立った活躍がないままフォールを取られてしまった印象。
最近は6人タッグに組み込まれるケースが増えてきたのだけど、短い出番でも爪跡を残せるようガンバって欲しいな。


▽売店ショット
写真はちょっとブレてしまったけれど、「7」を示すポーズ。
WNC新宿 真琴 売店ショット

06年7月25日にデビューした真琴にとって、この日はちょうど7周年の記念日。
現在の戦いぶりは、史上最弱レスラーと呼ばれたデビュー当時からは想像も付かなかったなと思う。

正直に言うと現在の状況には、色々ともどかしいところもある。
それでも、原点を振り返ると彼女の成長度合いというのは他の誰にも描けないユニークなものなのは間違いないはず。
時間はかかっても少しずつ成長していく、そして願わくば夢を叶える、真琴物語をこれからも紡いでいってください

レスラー生活8年目、ここらで大きく飛躍してくれる事に期待しています!
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2013年07月14日

2013.07.14 アイスリボン462(新宿FACE大会) 第3試合

▽希月あおいvs真琴
2009年1月24日にアイスリボン道場マッチ第1弾のメインで行われて以来、実に4年半ぶりとなる二人のシングル。
久しぶりに古巣へ戻る真琴の心中は?

試合前に、まずは二人の歴史を紹介するVTR。
あおいと真琴がお互いについての想いを語る。

VTRが終わると、場内にはアリス十番「Fusion☆Girl」がかかり真琴が登場。
入場口で元気いっぱいに拳を突き上げてアピールし、2年ぶりのアイスリボンマットへ。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 01 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 02

続いて「Future Star」に乗ってあおいが入場。
客席から「あおい」との呼びかけに「よっしゃー」と返答。
あおいが握手を求めると、真琴は確かめるようにゆっくりと歩みを進めて握り返した。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 03 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 04

試合開始。
「まこちゃーん!!」と両手を振りながら満面の笑顔で逆コーナーへ呼びかける、あおい。
呆気にとられる真琴をよそに、もう一度握手を交わしてからロックアップ。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 05

あおいがロープまで押し込んで、ブレイク。
離れ際、からかうようにパシッと胸を叩き笑顔を見せる、あおい。
リング中央、今度は力比べ。
これもあおいが競り勝って手首を返し、そのままホイップ。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 06 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 07

コーナーへ座り込んだ真琴に、あおいはストンピング連打。
リストロックは真琴が切り返しに出るが、あおいもすぐに形勢逆転してフルネルソン。
これを真琴が取り返すと足を踏んで脱出し、首投げ。
真琴もヘッドシザースで返し、逆に投げて距離を取る。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 08 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 09

踏まれた足を気にする真琴。
リング中央、あおいがガットショット。
連続でフライングメイヤーに行き、スリーパーからボディシザース。

真琴が髪を掴んで抵抗すると、あおいも同様にお返し。
足をフックしたまま反転させてフォール。カウント2。
あおい、一旦起こしてからテイクダウンして弓矢固め。
きっちり締め上げてからリリース。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 10 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 11

真琴が立ち上がると、あおいはエルボー。
反撃されれば、両腕で力こぶを作って余裕をアピール。
打ち合いでも優勢に立ってみせる。
あおい「2年間、何やってたんだー!」
真琴「えー、何言えばいいんだ…。
WNCをよろしくお願いします!」
噛み合ってない感じが、この二人っぽい。

さらにエルボー合戦が展開。
あおいはロープへ飛んでランニングフォアアームでダウンさせ、ガッツポーズ。

場外へ出た真琴を追いかけ、紙テープで首を絞めるあおい。
あおい「鬼ごっこだー!」
勝手に宣言すると、リングを挟んで追いかけっこ。
真琴の前に立っていたずらっぽく驚かせたと思えば、思い切り踏みつけてダウンさせたり、と翻弄。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 11 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 12

先にリングへ戻り、「場外!」とカウントを要求するもアイスリボンルールでは場外カウント無し。
自由奔放すぎるファイトで、場内をあおい色に染め上げる。

真琴がリングへ戻ると、今度はポニーテールの尻尾の部分で殴りつけるあおい。
コーナーへ振って「希月あおい、60キロ!」
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 13 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 14

対角線上へ振られた真琴はフロントキックでお返し。
ショルダータックルでダウンさせると、先ほどの攻撃に触発されたか「真琴、60キロ!」プレスしてカバー。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 15

肩を上げたあおいを、キャメルクラッチに捕らえた真琴。
両ほっぺをつかみ、市ヶ谷時代を思い起こさせる「たこ焼きー!」。
佐藤淳一レフェリーも「たこ焼き、ギブアップ?」と気の利いた確認。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 16 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 17

真琴が技を解いた腕を取りに行くが、あおいは前転して振り切りクルックヘッドシザース。
ロープへ逃げた真琴を抱え上げ、リング中央でボディスラム。
セントーン2連発を落としてカバー。
キックアウトされるとコーナー前にセットして、今度はダイビングセントーン。
だが、真琴も何とか肩を上げて3カウントは許さない。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 18 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 19

ならばと旋回式ダイビングボディプレスを狙うあおいだったが、かわされて自爆。
真琴は串刺し攻撃を誘うと、跳ね上げてボディ蹴り。
フライングボディアタックからフォールに行くが、カウント2。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 20 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 21

四つん這いになったあおいの腹を蹴り上げる真琴。
あおいがロープへ飛ぶと、追いかけてスピアー。
リング中央、フォールを返されるとカベルナリアへ。
がっちりと両手をクロスさせて締め上げるが、ここはあおいがロープへ足をかけてブレイク。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 22

ダブルアームの体勢に入る真琴。
こらえられるとブレイジングチョップを入れてロープへ飛ぶが、あおい追いかけてエルボー。
ノーザンライトスープレックスホールドでフォールに行くもカウント2。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 23

あおい、再び旋回式ダイビングボディプレス。
今度はきれいに決まったが、3カウントならず。
真琴は不意を突いて三田さん固めでフォールを迫るが、カウント2。
ロープへ飛ぶと、今度はあおいがスモールパッケージホールド。
真琴も必死にキックアウトし、一進一退の攻防が続く。
アイスリボン新宿 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 25 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 26

真琴、ガットショットで動きを止めダブルアームスープレックスホールド。
これも決め手にはならず、コーナートップへ上がる。
すると、エプロンへ出たあおいが飛び上がってジャンピングラリアット。
マットに落ちた真琴めがけ、さらにダイビングラリアットを叩き込む。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 27 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 28

残り時間1分を切る中、真琴がスピアーを炸裂させるがフォールならず。
あおいがバックを取ってクロスアームジャーマンを狙うと、真琴はロープを掴んで抵抗。
その体勢のままゴングが鳴らされ、時間切れ引き分けとなった。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 29 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 30

希月あおいvs真琴
(時間切れ引き分け)

悔しそうにマットを叩き、仰向けになる真琴。
対照的なほどの笑顔で近づいたあおいは握手を求め、手を引いて抱き寄せる。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 31 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 32

礼を言うように頭を下げる真琴。
あおいは手を取ると、二人で四方に向けてアピール。
最後はチョップを入れて突き放し、笑顔で去って行った。
アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 33 アイスリボン新宿 希月あおいvs真琴 34

▽第4試合終了後
第4試合で朱里を撃破した志田が、8/25アイスリボン後楽園ホール大会で自身のカードとなる8人タッグのメンバーを発表。
そして、最後の1枠にその様子を会場隅で聞いていた真琴を指名した。

志田「お前、あんだけワガママ言って、何のこのこアイスリボン戻ってきてんだよ?
お前、8月25日どうせ暇だろ?
私はお前がアイスリボンに戻ってきたことを許していない。
だから私の相手として後楽園に出ろ!
そうしたら私がぶっ潰してやる!」

困ったような表情を浮かべる真琴。
真琴「1つだけ……自分、まだ23です」
志田「今年24だろ?いいんだよ、そういう括りで!」
※8人タッグのテーマは25歳vs24歳
真琴「(客席に向けて)出てもいいですか〜?
出ます!」
アイスリボン新宿 第4試合終了後 真琴 01 アイスリボン新宿 第4試合終了後 真琴 02

志田に呼ばれ、エプロンへ。
真琴「自分も言っておきますけど、志田さんのこと大嫌いなんで」
志田「私はお前をぶっ潰す、お前は私を大嫌い、それでいいじゃないか!
真琴も後楽園大会出場決定!」
アイスリボン新宿 第4試合終了後 真琴 03 アイスリボン新宿 第4試合終了後 真琴 04

アイスリボン時代から続く志田との因縁が再燃。
8月後楽園大会にも真琴の参戦が決定した。


▽試合感想
このカードが決定した時から楽しみで、でもどうしようもなく複雑な想いがあった。
WWEへ行くためにとアイスリボンを飛び出した真琴。
あれから2年、WNCで王座戴冠こそしたものの当時描いた夢に近づいていると言い切る事は出来ない現状。
早すぎると思ったし、何でこのタイミングで?という想いは拭えなかったというのが正直なところだ。

ただ、あの当時アイスリボンを熱心に見ていた層とそうでないファンとの間では、今回の真琴参戦に対して捉え方が違ったようである。
何人かの(造詣が深い)女子プロレスファンから「全然問題ない」「面白そうだからいいんじゃないか」という意見を聞いたのも事実だった。
なのでタイミングの問題よりも、この試合を起点にどんなネクストが生まれるのかに期待するように気持ちを切り替えて観戦に臨む事にした。

さて、前置きが長くなったけれども、そろそろ本題の試合について述べよう。
これは、もうゴングが鳴った瞬間から完全に希月あおいワールドと言っても過言では無かった。

いきなり対戦相手の名前を呼びながら笑顔で手を振るという、他の選手には真似できないスタート。
小手先だけのトリッキーさや、型を破ってやろうという野心めいたエゴじゃない。
自分自身が楽しむための"ハッピー"と柔軟な発想に満ちあふれた、希月あおいならではのプロレス。
欠場前と似ているようで全然違う試合の組み立て方は、あおいが復帰してからの2年弱で自ら作り上げてきたもの。
それはこの2年間に真琴が対戦してきたどんな対戦相手よりも個性的で、それだけに厄介な相手だったのではないだろうか。

では、あおいが見せた成長に対して真琴が2年分の成長を見せられたかと言うと、そこまでは至らなかったように感じた。
例えば序盤のロックアップやリストの取り合いなど基本的な攻防では、普段から男子選手を相手にしている真琴が圧倒するのではないかと思っていた。

しかし、実際には細かい場面でも常にリードしていたのは、あおい。
エルボー合戦の時に叫んだ「2年間、何やってんだー」はけっこう本音だったんじゃないかと思ってしまうほど、真琴は序盤戦で抑え込まれてしまった印象が強い。

「希月あおい、60キロ!」が飛び出した中盤以降からは、真琴もアイスリボン時代に使っていたムーブを自然に使っていて、まるであの頃に戻ったかのような感覚だった。
試合自体も一進一退の攻防が続いて、白熱していたと思う。

ただ欲を言えば、昔を彷彿とさせる以上の"何か"が欲しかった。
というよりも自分が望んでいたのは、まさにその部分だったので懐かしさを覚える一方で、物足りなさを感じてしまった。
この試合を通して、ファンに"現在進行形の真琴"を刻み込む事が最も大切だと思っていたから。

真琴の戦い方にはアイスリボン時代から変化している部分がいくつもあるのだけど、それは気付く人は気付くような細かい部分も多くて。
今回は、希月あおいという個性の強さを前に、掻き消されてしまった感じがした。

試合を通して自分をもっと打ち出していく。
さらに言えば分かりやすく観客に伝える事が必要だというのが、この試合を通して見えた課題じゃないだろうか。

例えば、真琴の魅力の1つに、内に秘めた感情の激しさがあると思う。
自分自身、彼女に興味を持つようなったのは当時、無気力ファイターと呼ばれながらも追い込まれた時に体の奥から立ち上がる感情の力強さに心打たれたからなのだ。

だが、現在の真琴は試合運びが安定してきている分、昔よりもそうした感情が見えづらいなと思う事が時々ある。
技やテクニカルな面だけでなく、もっと真琴というレスラーの中にある喜怒哀楽を表現する事でこそ、より強い個性が形作られるんじゃないだろうか。
と、自分は考える。

思い入れがある分、試合を観る中で様々な思いが駆け巡った。
やはり、この二人にしかない歴史があって、その全てを見たわけでは無いけれど、自分にとってもすごく特別なものだという事を再認識した。

アイスリボン所属時代の真琴と希月あおいは、月と太陽。
お互いに無いものを補いながら、どこか相容れない存在だった。
二人には今でもそんな印象がある。
真琴にもあおいにも、それぞれの場所で、それぞれの輝きを見つけて欲しい。

2009年4月の希月あおい欠場からアイスリボンの大会数にして、実に394大会。
やっとリングの上で再会した二人の試合。
しっかりと、この目で見届ける事が出来て良かった。
真琴にとってはレスラー生活7年目最後の他団体参戦がアイスリボン、そして希月あおいという事にも、何か縁を感じてしまう。

けれど、これで終わりではない事もすでに決まっている。
8月アイスリボン後楽園で、真琴はまずWNCで成長した部分をしっかりファンの心に刻みつけなくてはならないと思う。

そして現在の女子プロレス界を背負うホープ達が集まる試合の中で、真琴というプロレスラーの"存在力"を見せて欲しいのです。
賛否両論ある中でアイスリボン参戦を決めた、その決断を意味あるものに変えるためにも。

8月前半、ホームリングでは地方巡業や大きなシングル連戦を通して様々な経験が出来るはず。
そこで得たものをアイスリボンでもぶつけて、元気な真琴の姿をファンに届けて欲しい。
SAY いっぱい ファイト!


▽売店ショット
今回はまず、対戦相手のあおいちゃんから。
さくら時代を知らない選手も増えている中、彼女がアイスリボンにいてくれる事の意義はとても大きいと思う。
これからもアイスリボンを明るくハッピーに照らす太陽でいてください。
アイスリボン新宿 売店ショット 希月あおい


そして、WNC売店の真琴。
売店ではものすごい行列で発売したばかりのポートレートが早速完売したほどだった。
そんなに歓迎してくれてるなら、試合でももっと声援を送って欲しいですが(苦笑)
この日はチケットのおまけで新作イメージDVDからのカットを使ったミニポートレート付きでしたよ。

2年ぶりのアイスリボン参戦、お疲れ様でした!!
アイスリボン新宿 売店ショット 真琴
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2013年07月13日

2013.07.13 Ray自主興行 第4試合

▽春日部女子王座決定戦バトルロイヤル
参加選手は一人ずつ入場。
Leonは白い虎の覆面にリラッ○マの着ぐるみという不思議な出で立ち。

全員揃ったところで川田がマイクを握る。
川田「ちょっと、こんなまとなプロレスラーの人に囲まれて私に勝ち目があるわけないじゃないですか!」
ということで、自身が勝てるようにオーバー・ザ・トップロープルールの追加を認めさせた。

試合開始。
まずは力比べをする"まともな"レスラー4人。
その中に入っていけない川田は輪の中心に入って、とりあえず動いてるアピール。
続いてヘッドロックや腕の取り合いへ移るが、やはり川田は蚊帳の外。
コーナー前にしゃがんで落ち込む。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 01

4人がヘッドロックで数珠つなぎになったところで、川田がムチを取り出して全員を攻撃。
だがトレイン攻撃で逆襲され、ストンピングを浴びせられる。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 02 Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 03

川田を端に追いやったLeonが、リング中央で自分の格好をアピール。
すると、真琴がカットして
真琴「クレヨンまこちゃん、ケツだけ星人!」
と春日部のシンボルであるクレヨンしんちゃんの真似を披露するが、会場は無反応…。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 04

春日部出身の小林がドロップキックを放ち、叫び声を上げてアピール。
今度は同じく春日部出身の内藤がセンターへ出るが、川田がランニング・ネックブリーカー。

再び集中砲火を浴びせられる川田。
トップロープへ乗せてLeonが両足を持ち、小林、真琴がヒップドロップ。
ところが、続く内藤は何を思ったかLeonにカンチョー。
怒ったLeonが犯人を追及すると、内藤を含む全員が知らんぷり。

何故か犯人に仕立てられた小林にLeonが詰め寄るが、背後から内藤がスクールボーイ。
カットした川田を、今度はLeonが押さえ込むがカウント2。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 05

内藤はLeonをそそのかし、今度は真琴をターゲットにダブル。
クロスボディで難を逃れた真琴だったが、そこに小林が襲いかかりクロスボディからフォール。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 06 Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 07 Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 08

ブリッジで返した真琴。
再びクロスボディを放つも、かわされてマットに墜落。
小林は起きあがりざまにショルダータックルを連発。
さらにコーナートップからヒップドロップで飛びかかり、フォール。
これを真琴が反転すると、他のメンツも全員で押さえ込んで3カウント。
小林が最初の脱落者に。

内藤が真琴を逆さ押さえ込み。
キックアウトした真琴はロープへ飛ぶも、内藤がフロントキック。
おばさんバスターでマットに叩きつける。

Leonのスピアーをかわしてコーナーへ誤爆させた内藤。
すぐに首固めで丸め込むがカウント2。
すると、Leonが今度こそスピアーを炸裂させて3カウント。
内藤、失格。

残るは3人。
川田がLeonに「ファンモン好きでしょ?」と共闘を呼びかける。
まんまと乗せられたLeonだったが、背中を見せた隙に川田がスクールボーイ。
Leon慌ててキックアウトし、カウント2。

それでも川田は懲りない。
今度は「あいつ(Leon)、全然可愛くないよね?」と真琴をそそのかす。
だが、やっぱりすぐに裏切ってスクールボーイ。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 09

Leonがカットすると、真琴とダブルのショルダータックル。
待避した川田をよそにエルボーの打ち合い。
ケブラドーラ・コンヒーロを決めたLeonが逆エビ固め。
ここは川田がカットするが、すぐに排除される。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 10 Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 12

Leon、串刺しスピアー。
対角線上へ振って、もう一度串刺し攻撃を狙うも真琴が跳ね上げてボディ蹴り。
フットスタンプ、W・W・ニーを決めてカバーするがカウント2。

真琴をトップロープから落としにかかるLeon。
何とかエプロンで踏みとどまった真琴は、Leonが突っ込んできたところでトップロープを下げる。

ロープに衝突するような形になったLeonを強引にエプロンへ引きずり出す真琴。
二人が揉み合っていると、川田が真琴を突き落とす。
さらにLeonがスタナーを食らって、オーバー・ザ・トップロープ成立。
最後は漁夫の利方式で川田が優勝をかっさらい、初代春日部女子王者となった。
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 13

川田由美子(11分1秒 オーバー・ザ・トップロープ)Leon

試合後も色々ありましたが、勇気を持って割愛(笑)
Ray自主興行 春日部女子王座決定戦バトルロイヤル 14

▽試合感想
試合前に突如OTRルールを採用させた川田が、その利点を活かして優勝。
ネタ満載の展開も含め、最初から最後まで川田のための試合みたいだった(苦笑)
試合的な見どころは、個人的には真琴と小林の初対決くらい。

真琴やLeon選手がここに放り込まれた意味はあったのかなぁ?
小林、内藤、川田の春日部出身3選手だけで王座を争った方が、よっぽど意味があったように思うけど。

まぁ、たまにはこんな試合もあるよねくらいで。


▽売店ショット
大会終了後の売店にて。
四日市大会から出ていた新作ポートレート2種の残り1つを購入。
試合中のネタについて話すと、受けなかった事を気にしていた。
個人的にはそれよりもちょっとお下品なあのネタを披露した事の方が衝撃的でしたが(^^;

とにかく、お疲れ様でした!(色々な意味で)
Ray自主興行 春日部 真琴売店
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