2012年10月14日

Tommy自主興行「プロレス人生30年」 第1試合

▽華名vs真琴
大会2日前に急遽決定した、この試合。
合同興行開催を前にして、真琴と華名はどんなシングルマッチを見せるのか。
レフェリーは和田京平。
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慎重に相手の出方を伺う両者。
最初のロックアップは華名がロープへ押し込み、クリーンブレイク。
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再び組み合うと、華名が真琴の左腕へ体重を乗せながら極めにかかる。
前転で外そうとする真琴に対しては、押さえ込みで阻止。

主導権を握った華名はフロントネックロック。
首を抜いてハンマーロックに切り返す真琴だが、華名も切り返し。
真琴が投げを打てば、華名はヘッドシザースを見せ、互いに距離を取る。
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先にバックを取った華名は、じわじわとクリップラークロスフェイスへ移行。
身動きの取れない真琴を、さらに変形の羽根折り固めで痛めつける。
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何とかエスケープした真琴だが、すぐには立てず。
ロープへ持たれているところへ華名がローキック。
ここは京平レフェリーから厳しく反則チェックが入り、強制的に止められる。
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この間に回復した真琴はエルボーで反撃。
しかし、打ち合いには競り負けてしまい、華名がイラ立つ用に顔面蹴り。
続けてエルボー、ローキックと攻め立てる。
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2発目のローキックをキャッチした真琴は、張り手でようやく一矢報いる事に成功。
ロープへ飛ぶと華名が追いかけてヒップアタックを食らわすが、真琴も負けじとショルダーアタック。
ダウンした華名のボディを蹴り上げてからW・W・ニー。
だが、読んでいた華名は回避してレッグラリアットで逆襲。
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華名がジャーマンスープレックスを決めるが、真琴はすぐ起き上がって無気力キック。
フォールは返されるもカベルナリアで絞め上げる。
さらにボディシザースのように胴へと足を回すが、これは裏目に。
トーホールドで主導権を奪い返した華名がアンクルホールド。
ジャーマンで投げてカバーするがカウント2。
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ならばと、立て続けにレッグラリアットからフォール。
真琴が肩をあげると腕を取って脇固めに捕獲。
そこからチキンウィングへ移行してギブアップを迫るが、真琴も必死でエスケープ。

再びグラウンドへ持って行こうとする華名に抵抗して、ロープを掴む真琴。
すると、ここでも京平レフェリーが強い眼差しで華名を牽制する。

起き上がった真琴に対し、華名はミドルキックを連打。
ロープへ飛ぶと、真琴がカウンターの無気力キック。
ダブルアームスープレックスホールドで勝負をかけるが、カウント2。
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もう一度ダブルアームを狙う真琴だったが、華名は力で振り解いてリバースDDT。
反撃をかわしてのスピンキックは真琴が回避して張り手。
だが、華名も張り返して黙らせると、バックハンドブロー。
立て続けにロシアンフックを叩き込んでカバーに行くが、真琴もブリッジで返して粘りを見せる。
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華名はすぐにネックブリーカードロップからカバー。
これを返した真琴も無気力キックで反撃。
しかし、続く一手を出そうとしたところで華名が飛びつき腕十字。
腕を真一文字に伸ばされた真琴は万事休す。
華名が貫禄の一本勝ちを収めた。
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○華名vs真琴×
(8分31秒 腕ひしぎ十字固め)

京平レフェリーから勝ち名乗りを受けた華名は、自ら真琴の側へ。
うなだれる真琴の肩を引き寄せ、2人で四方の客席に向かって深々と一礼。
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華名が一瞥してからリングを降りると真琴が改めて客席へ頭を下げ、まるで後ろ姿を追う様に控え室へと戻って行った。

▽試合感想
ここ最近はWNC内でも対戦の無かった真琴と華名が、久々のシングルマッチ。
他団体という事もあるが、WNC旗揚げ前後の抗争に見られた殺伐とした空気感は薄れていた。

特に変化を感じたのは華名の方。
以前は己の理想に近づけさせるためには制裁も辞さないという態度だったのが、真琴の様子を伺いながら引き出そうとしているような印象すらあった。
その変化は、試合後に真琴と肩を寄せるという行動にも現れているのではないだろうか。
単に合同興行開催を控えたパートナーというだけではない、何か慈しみのようなものを感じた。

ただ、試合内容は華名の完封勝ちであり、真琴には課題が多く残るものだった。
欠場前に大阪で行われた前回のシングルと比べて反撃する場面は多かったものの、
なかなか攻撃を繋げらぬまま主導権を奪い返されてしまうという点は変わらなかった。

これは先日の朱里戦でも感じた事で、限られたチャンスの中でも決め手を作り出すための戦略が必要ではないか。
個人的にW・W・ニーだって、充分フィニッシュになり得る技だと思う。
あとは、その到達点に向けてどのように技を繋いで行くのか?

今までのキャリアの中で真琴は色々な技を使ってきた。
先日から使い始めたキックだってあるし、持ち技は充分にあるはず。
その中から必勝パターンとなるような型を見つけ出し、1つ1つの技にもっと磨きをかけて、勝率を上げて欲しい。

約1ヶ月半後には大事なベルトを掛けたトーナメントで再び華名とのシングルに臨む事が決定している。
もし勝てば一気に評価を覆す事の出来る大きなチャンス。
まずは合同興行があるけれど、もっと先を見据えてハングリーに上を狙う姿を見せてくれる事に期待しています。
タグ:真琴
posted by U1 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | プロレス観戦記